

【つれづれ俺なるままに】1(97.6.14)
いい対談だったよ!(Barfaut!vs矢沢永吉)
つれづれ俺なるままに。創刊号から目について読んでいた唯一の雑誌「BARFAUT!」。最近はなんか似たような人間ばかりが登場し(澁谷系の登竜門みたいになっていたんじゃないの?ある意味)、買うには及ばないものとなっていた(UFOの特集があったりするとつい買っちゃうんだけど)。年齢層も低くなっていったようだし。「安定というかアンパイに入ったなあ」とも思っていた。
と・・・思っていたらだよ!
おっ!?尊敬する矢沢永吉さんが登場してるではないの!!
題名は「成功とは何か」。まあE.YAZAWAであるからにして付きやすいタイトルではある。こいつが「VIEWS」や「PLAY BOY」だと、ある程度内容は見える(勿論、矢沢さんの、その時点における新しい心境は聞けて興味深いのだが)。そしてそこに見えるのは矢沢さんの近況報告だけなのだ、大概。つまりインタビュアーが誰でも構わない記事になっているんですよね。
BARFAUT(関口氏)は矢沢と同列で話し合った。
・・・と思う。そこにはお互いが相手に媚びずに正直(基本には尊敬がある)な態度で対話が行われた時に感じられる、「風通しのよい」「互いが自立している」コミュニケーションがあった。
実は最近、俺が尊敬する横尾忠則画伯のドキュメント番組(DAIは昼の仕事としてパーフェクTVのディレクターをしているのです)を創ったばかりなのだが、俺なんて委縮しっぱなしだった、情けないことに。それは結局「自分」に対しての劣等感を横尾さんを通して感じていたのである。
「俺なんて才能ないよ」というものだ。これはかなり苦しかった。出来上がりを横尾さんに、ちょっと面白がってもらって、やっと胸をなで下ろしている状況である。だがこれは関係ないことだと思っている。他人の承認によって自分が成り立っている内は、いつでも「心の急降下」が待っている。ではどうしたらよいのだろう?
これに対しての一つの解答が、この対談では生まれたような気がする。
心のリッチ・・・・。
これが対談の大きな柱でした(笑)。たしかにこの言葉だけがいきなり目に入ると「恥ずかしさ」と「うさんくささ」が感じられることでしょう。でも矢沢さんがいうとリアリテイがあるんだよなあ(とことんまで成金を実践したからね)。
で、ベンツ乗ってクルーザー買って長者番付に乗っても、最後に一番矢沢さんをを満たしてくれるものは「音楽」。これには勝てない。何故かと言えば「自分の内側」からやってくるものだからだ。「自分の本当に好きなこと」「自分が震えること(矢沢さんはブルブル来るって言ってたな)」で、これを自分の中で持てれば(というか皆持ってるんだから元々あったものを再認識するだけ)すでに他人の評価は二の次になる。「心のリッチ(あるいは成功)」とはこれを発見し、やり続けることにある。と、この対談では語っていると思う。社会や世間に代表される「自分の外側」にある「成功」。これを追って「自分を殺す」ことになる時、あるいは「自分に不正直」になる時、本当の「成功」は遠ざかるような気がする。だから・・・。
ちやほやには気を付けろ!!
・・・と言いたい。むやみに反抗したり、戦うことが「カッコイイ」というのも俺は違うと思うのだが(パターンになってる人いるもんね)、「これをやれば(もしくはやらなければ)自分に不正直になる!」と思った時。その事を押し進めてくるものとは戦いたいと俺は思う(それは会社の幹部だったり、社会の常識だったり、自分の中の保守だったりする)。
自分は何がやりたいのか?
大事なのはそれだと思う。僕は矢沢さんの「音楽」やBARFAUTの「雑誌」にあたるものを今持っているとは言い難いが、「模索」でもいいと思う。探してます(このCAFEはそのための場所でもある)。やりたいことがない人はやりたいことを他人に与えられるだけだ。「それでもいい」「そおいうのが楽でいいよ」っていう人にとやかくいうつもりはないけど(そんなことより自分のことをやりたいしね)、その与えてくれる他人ってのも大概の場合「本当にやりたいこと」ってのがわかってない気がするよ。
【今夜のBGM・1】「RIO」paul winter
踊れないが<心がリッチ>になるBOSA。
【今夜のBGM・2】「NUYORICAN SOUL」nuyorican soul
最近毎日聞いている。U.F.O.とともに世界で最も好きな音楽家の内のひとつ。無個性になりがちなDANCE MUSICの中でポピュラリティーと個性を合わせ持つことの出来る希有な才能。創り手の「顔」が見える。
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